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中古住宅を購入してリフォームする②
2013.09.21
○リフォームの資金計画
大掛かりなリフォームを予定している場合、リフォーム費用の準備が重要なポイントになります。
自己資金(預貯金など)で支払うのか、ローンを利用するのかなどを、早目に検討しておきましょう。
ポイント①中古住宅+リフォーム費用で資金計画を考える
中古住宅の購入費用を用意した上で、リフォーム費用を用意する必要があるので、それぞれの支払い方を早めに検討しておきましょう。
中古住宅の購入費用は住宅ローンを利用するのが一般的ですが、物件代金に加え、諸費用まで借りられる住宅ローンもあります。
自己資金はできるだけリフォーム費用に回すのか、リフォーム費用もローンを利用するのかなどを想定します。
また、自己資金を増やす手段として親からの援助を検討するのも選択肢のひとつです。
耐震や省エネ、バリアフリー等のリフォームに対して、自治体から助成が受けられる場合もあるので、確認しておきましょう。
支払うタイミングになってから、思うように借りられないといったことのないよう、計画的準備をすることが大切です。
ポイント②リフォームに利用できるローンと特徴
リフォームに利用できるローンには、様々なものがあります。
公的ローンである財形住宅融資をはじめ、民間金融機関の多くがリフォームに利用できるローンを用意しています。
中古住宅を購入した後でリフォーム費用を借りる場合、通常は「無担保型」のリフォームローンを利用することになります。
なお、購入費用として借りた住宅ローンの借り換えに併せてリフォームを行う場合などでは、リフォーム費用も合わせて「有担保型」の住宅ローンを組めることがあります。
いずれの場合も、購入費用とリフォーム費用のローン返済額の合計額が、年収の何割を占めるかといったローン審査が行われるため、借りられる金額が限られる場合があるので注意しましょう。
無担保型のローンでは、抵当権の設定が不要なため、審査が少なくすぐに借り入れできる一方で、融資額が少なく返済期間が短い、金利が有担保型より高いなどの特徴もあるので、ローンの種類や特徴を理解した上で、自分に合うローンを選ぶようにしましょう。
ポイント③リフォーム費用はいつ払う?
リフォーム工事費用は、大規模リフォームの場合、契約時、着工時、工事完了後など3回に分けて支払うことが多いようです。
一方、小規模リフォームの場合は、工事完了後にまとめて支払うのが一般的です。
いずれにしても、支払うタイミングに合わせて計画的に費用を用意する必要があります。
ポイント④リフォーム費用以外にかかる費用もある
リフォーム工事にかかる費用のほかにも、手数料などの諸費用が必要です。
具体的には、工事請負契約を結ぶ際の印紙税、ローンを利用する際の印紙税や手数料、保険料等、増築をする際の建築確認申請費用や登記費用などです。
リフォーム工事の規模や利用するローンの種類によってかかる費用は変わるので、資金計画を考える際にはこれらの費用も忘れないようにしましょう。
不動産ジャパン ホームページより掲載
2013.9.21
不動産ジャパン ホームページより転載
2013.11.21