投稿

販売活動を開始する②

2015.10.07

ポイント①売り出し価格を決める

  不動産の販売活動に当たって、まずは売り出し価格を決めなければなりません。
  一般的には、売主の希望価格と不動産会社の査定価格を踏まえて、売主が売り出し価格を設定します。

  売主が早く売りたいと思えば希望価格よりも査定価格に近い価格設定を、時間がかかっても高く売りたいと思うなら希望価格に近い設定をするでしょう。
  売却代金の一部を買い換えなどの資金に充てる必要があるなら、その点も考慮しなければなりません。

  ただし、売り出し価格で売買が成立するとは限りません。
  購入を検討する方も、自分の購入希望価格と不動産会社の査定価格を踏まえて、購入申込価格を設定します。

  実際の売買交渉においては、売り出し価格と購入申込価格の差を解消して、売買価格を設定することになります。

 

ポイント②内覧の準備を始める

 

  販売活動を開始すると、購入希望者が物件の内覧に訪れます。
  そんなとき、掃除が行き届いていなかったり、荷物があふれて部屋が狭く見えたりしたら、せっかくの購入意欲も薄れてしまうかもしれません。

  不要な荷物を片づけ、掃除を念入りにしておくなど、好印象を与えられるように早めに準備をしておきましょう。

 

  ●掃除のポイント

 

    玄関    靴は靴箱にすべて入れておく。臭いがしないか確認。

    室内    不要なものは片づけるか思い切って捨てる。
           部屋の広さが分かるように見せるのがコツ。

    浴室    カビや水アカは除去しておく。臭いがしないか確認。
    トイレ

    キッチン  最低限、油汚れは落とす。
          特にキッチンの汚れは、印象を悪くする可能性がある。

    バルコニー 不要なものは片付け、洗濯物も取り込んでおく。

    収納    見られてもいいように整理整頓しておく。

    臭い    家族では気がつかないのが室内の臭い。
          特にペットを飼っている場合には注意する。

    外回り   庭や敷地内の雑草を抜くなど手入れをしておく。

 

         不動産ジャパン ホームページより転載

                 2015.10.7