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今どきの中高年の住み替え 65歳前後で住まい選びの条件 2021年4月号  

2021.08.25

三井不動産リアルティが三井ハウスを通じて、6年以内に持ち家を購入して  
住み替えた首都圏在住の45歳以上を対象に調査したところ、65歳より前の  
住み替えと後の住み替えでは、住まい選びの条件が異なることが分かりました。  
  
65歳以上では、家の広さをよりコンパクトに  
調査対象者を住み替え時の年齢によって「45歳以上65歳未満」と「65歳以上」  
に分類し、住み替え理由を聞いて比較してみると、まず、家のサイズ感などに

違いがあることが分かった。  
  
「65歳未満」の人では最多の29.0%が「より広い家に住みたかったため」と回

答した。これに対し、「65歳以上」の人では最多の24.4%が「自身の高齢化に

よる将来に対しての不安」と回答し、次いで「子供や孫との同居または近居」

(20.0%)、「バイアフリーの設備が整った住まいへの住み替え」(19.3%)

と、高齢化をより意識した理由が上位に挙がる結果となった。  

 

住み替え年齢65歳未満

1.より広い家に住みたかったため  
2.交通利便性が高いエリアへの住み替え  
3.住まいの老朽化  
4.生活利便性が高いエリアへの住み替え  
5.子供の誕生や成長  
6.市況から売り時・買い時と判断  
7.その他  
8.家賃や住宅ローンの負担軽減  
9.転勤や転職など勤務先の変化  
10.親との同居または近居  

 

住み替え年齢65歳以上

1.自身の高齢化による将来対しての不安 
2.子供や孫との同居または近居 
3.バリアフリーの設備が整った住まいへの住み替え 
4.住まいの老朽化 
4.生活利便性が高いエリアへの住み替え 
6.退職によるライフスタイルの変化 
7.より広い家に住みたっかたため 
8.交通利便性が高いエリアへの住み替え 
9.市況から売り時・買い時と判断 
10.より狭い家に住みたかったため 

 

「65歳以上」で住み替える場合、住まいはよりコンパクトなものを選ぶ傾向が

強まり、生活面の利便性をより求める傾向がうかがえます。 
リタイアして在宅時間が長くなると、食料品や日用品を買う頻度も多くなります。 
こまめに買い物しやすい、「商業施設」の近くや多くの診療科を受診できる

「総合病院などの大きな病院」があることも重要です。 
また、65歳以上の住み替えでは「より狭い家」を志向しています、いずれかは2人、

あるいは1人になることを考えてサイズダウンしてもいいでしょう。

予算的にはその分だけ立地を重視できるので、コンパクトで快適な暮らしを実践

できるでしょう。