今年の夏は海に山に川に久しぶりに家族で沢山出かけられる年に
なりました。皆さんは旅行やお出かけの予定でしょうか？
そんなレジャーにかかせない車。
家族のみのスペースなので小さいお子さんが居る方など欠かせない
と思います。そこで今回は夏場に発生しやすい車の故障、トラブル
についてまとめてみました。

タイヤのパンク・バースト
車のタイヤには相当量の空気が充填されています。
その空気圧によって車は支えられまっすぐ走り、ハンドル操作に従

って曲がることができます。
タイヤは分厚く丈夫で柔軟性に富む特殊なゴムでできていますが、

熱によって変質・劣化しやすく強度や柔軟性がどうしても低下します。
そして真夏の次期はアスファルトも高温になる上、タイヤ内部の空気

も熱で膨張し空気圧が高まり摩擦熱も加わるのでパンク・バーストが

発生しやすくなります。

バッテリー上がり＆発電・充電系統の故障
夏場にバッテリー上りが増加する最大の原因は、エアコンのフル稼働

などで消費する総電力が増えてしまうことにあります。
電力を大量に消費するエアコンを使用する機会が多いため発電力を消

費電力が上回り、バッテリー蓄電量が不足しやすくなるというわけです。

オーバーヒート
エンジンが熱せられ過ぎた状態なので、その症状は段階的に進んでい

きます。まず水温計がＨに近づきエンジンの回転数が安定しなかったり、

アクセルを踏んでもスピードがのらなかったりしてきます。オーバーヒ

ートの原因として夏場のロングドライブなどでエンジンの温度が想定以

上に上昇し、「冷却水不足・漏れ」「ウォーターポンプやファンの作動
不良」「各種センサー＆サーモスタットの不具合」が考えられます。
原因が何であれ、オーバーヒートが発生した場合はエンジンが冷めるま

で触れずに待つのが被害を最小限に食い止める最善の対処法となるでし

ょう。「エンジンに直接水をかけて冷やせばいいのでは？」と思う方も

いるかもしれませんが、立ち上がった蒸気で火傷したりすることもある

ので静観したほうがいいでしょう。

ＪＡＦやロードサービスに加入しておくと安心！
ＪＡＦに加入しておけばスペアタイヤの付け替えやバッテリーのジャン

ピング、レッカー移動などといった応急措置を無料で受けることができ

ます。

また、自動車保険（任意保険）にも同様のサポートが受けられるロード

サービスが付加されているため、内容を一度確認しておくと安心です。