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相場を知る

2010.07.26

ポイント1 特定の地点の価格情報について調べる

 

売買しようとする不動産(以下「対象不動産」)の価格を知る上で、参考となる取引事例やその他の価格情報は、簡単に入手できるものではありません。
ここでは、比較的容易に入手できる個別の価格情報を物件種別ごとに紹介します。

 

 

※1 公的機関が評価した価格であって、実際に取引された価格ではないことに留意してくだい。
※2 売り出し価格ですので、実際に取引される価格と一致するとは限りません。
   あくまでもおおよその相場を把握するための参考情報として活用してください。

 

ポイント2 各地域の市場動向について調べる

 

各地域の平均的な相場や価格の上昇・下降といった傾向は、比較的入手しやすい情報です。
それらを調べることによって、エリアごとのおおむねの価格帯やその変動を把握することができ、物件の条件(対象エリア・価格帯等)や予算などを検討していくときに活用することができます。
また、相場の上昇や下降に応じて、過去の特定の地点の価格情報を現時点の価格に補正(時点修正)する場合にも活用できます。

 

ポイント3 相場を知ることが大切な理由

 

相場観を持っていれば、購入計画や条件の見直しをする必要があるかどうかを自分で判断することができます。
例えば、希望エリアの相場が予算より高いと分かれば、探すエリアを広げたり、新築だけでなく中古住宅も探してみるなど、希望条件の見直しをすることができます。
また、検討している物件が割高なのか、相場並みなのか、割安なのか、ある程度把握することも可能となります。
最終的に、購入額を決定するのは買主自身です。
自分自身で判断するためには、周辺相場をつかんでおくことはとても大切な事です。

 

                                  不動産ジャパン HPより転載 2010.07.26