投稿

「色彩やかな曼珠沙華」

2018.10.15

 

 2018年9月23日(日)お彼岸に高麗の巾着田(きんちゃくだ)

 に行ってきました。

 

 曼珠沙華公園に到着すると満開の真っ赤な彼岸花。

 

 

          

             曼珠沙華の群生

 

            

              葉のないまっすぐの茎

 

 9月24日付毎日新聞「余録」の一部記事。

 彼岸花を怖がる幼子は勘が鋭い。

 葉のないまっすぐの茎、針金細工のような花、

 不自然なほど鮮やかな色から有毒植物と察知するのだから。

 

 解るには安全でも、球根を食べたら危ない。

 墓地に植えられたのは土葬の遺体をモグラから

 守るためだった。

 不吉なイメージには墓場の風景が重なっている。

 

 火葬が行き渡り、そうした文化的背景も薄れた。

 今では秋の訪れを告げる花として、一面の郡生を

 めでる土手や公園が各地にある。

 外国人も美しいと感じこそすれ、死や不吉な連想

 することはないらしい。

 

 ※巾着田は、清流高麗川が長い年月をかけて蛇行

  した形が“きんちゃく”の形に似ていることから

  この名前になりました。